真珠の品質について
真珠の品質について真珠は、他の宝石とは大きく違う特徴が2つあります。
1つは貝が作るという生物由来であること
もう1つは、基本的にカットして形を整えたりキズを削って消したりせず、できたそのままの形で使うこと
の2点です。
この特徴ゆえに品質基準の線引きが難しく、これまで世界的に、あるいは日本国内に限っても統一された基準がありません。
便宜上、AAA、AA、Aの3段階にランク分けしたりもしますが、その線引きは各社各様ですので、A社のAAAとB社のAAAが同じ品質とは限りません。
ですから、たとえば同じ7.0mm~7.5mmのAAAランクのネックレスがA社は50,000円、B社が100,000円であった場合、一概にA社の商品がお買い得ということにはなりません。
近年、真珠の品質の客観的指針の1つとして花珠鑑別書がありますが、花珠鑑別書は合格ラインを超えているかどうかだけの鑑別で、超えている物の中での良し悪しについては鑑別書を見ただけではプロでも判断できません。合格ラインすれすれの物も、余裕でラインを超えている物も、鑑別書の内容は同じです。
同じサイズ、同じ鑑別書つきのネックレスをA社は50,000円、B社は100,000円で販売している場合、これも一概にA社の商品がお買い得と言うことはできないのです。
弊社の商品に関しましては、鑑別書の有無にかかわらずプロの目でしっかりと吟味選別した真珠を熟練の技術で製品に仕上げた物ばかりです。
同じサイズで価格が異なる物は、価格差がそのまま品質差とお考えください。
真珠の養殖は、全ての真珠が綺麗に仕上がるとは限らないところが難しいのです。ジュエリーとしての輝きを持つ真珠よりも、残念ながらジュエリーとは呼べない真珠の方がその数は圧倒的に多いです。
我々人間の目から見て綺麗だと感じる真珠に仕上がる確率は非常に低く、だからこそ希少価値があります。
ヨコタパールは、そんなジュエリーとしての輝きを持ち合わせた真珠だけを選りすぐってご紹介しています。
養殖の大変さ、流通経路、そして希少性、いずれの観点から見ても、過剰に安さを追求すれば必ず品質が下がるのが真珠です。
ヨコタパールの商品数は決して多くはありませんし、価格もネット上の最安ではありません。
しかしそれは、数が少ないジュエリー品質の真珠だけをお取り扱いしている証です。
ジュエリー品質の真珠を、できるだけ余計な経費をかけない努力をした結果のベストプライスで販売しています。
どこででも手に入る真珠ではなく、ここでしか手に入らない真珠。そんなラインナップを心がけています。